秋葉山大権現さま

 
秋葉山大権現さまは火防 (ひよけ) ・火伏せの神として全国に広く信仰されている神様です。

秋葉山大権現さまは、宝亀 9 年 (779 年) 生まれ、名を周国 (かねくに) といい、幼少で出家されました。新潟県栃尾市蔵王堂の院坊に住し、飯綱権現を信仰する修験道者でした。通称、小柄であったことから三尺坊と呼ばれました。不動三昧法満願の時、護摩の火焔の中に金色の翼をつけた黒鳥が宝剣と羂索を握る姿を感得し、自ら白狐に乗り飛行して静岡県秋葉山に下りたとのことです。火伏せの神となりました。

当山では毎年 8 月 30 日と 31 日に秋葉山の講を開催し、講中・檀信徒の皆様の無火災を祈願しています。